9. 脚 (シン・サイ) の組立
「シン (shin) = すね」「サイ (thigh) = 太もも」。 左右それぞれを作るので、ここでは 2セット 組み立てます。
🦵 すねの組立
1️⃣ leg_spacer にヒートインサートを溶着
leg_spacer パーツの両側に、合計 M3 インサート 4個 を入れる。 これがサーボ間の接続部品になる。
2️⃣ サーボ配線をシートに通す
足の Feetech から出ている 延長ケーブル を、 knee_to_ankle_right_sheet パーツに通してから組み立てる。
後から通せない!
パーツを組み立ててからケーブルを通そうとすると、コネクタが穴を通らない ことがあります。 先にケーブルを通してから組み立てる のが鉄則。
3️⃣ シート (側板) と spacer を組み合わせる
knee_to_ankle_left_sheet と knee_to_ankle_right_sheet で leg_spacer を挟む。
シートが左右で違う
knee_to_ankle_left_sheet= 左脚用 (× 2枚で1脚)knee_to_ankle_right_sheet= 右脚用 (× 2枚で1脚)
つまり1脚あたり 同じシートを2枚 ずつ使う。
🦵 太ももの組立
すねとほぼ同じ手順だが、サーボの取り付け向きが違う。
1️⃣ hip_pitch サーボの向き
太ももの上端 (股関節側) に取り付ける Feetech サーボは、 シャフトが上向き になるように取り付ける (ゼロ位置のため重要)。
ゼロ位置
ロボットの「初期姿勢」を決める基準。サーボの向きが90°ずれると、 ファームウェアでオフセット補正が必要になり、デバッグが大変になる。
写真の向きを厳守 すれば、後の設定が大幅に楽になる。
2️⃣ サーボ配線を通す
すねと同様に 先に配線を通してから組み立て。
🦵 脚の連結 (すね + 太もも)
すねと太ももを、Feetechサーボの ホーン (シャフトの先端部品) で繋ぐ。
太もも すね
┌──────┐ ┌──────┐
│ │ │ │
│ ●─[ホーン連結]─● │ │
│ │ │ │
└──────┘ └──────┘ホーン取付のコツ
- 金属同士なので Loctite 243 を1滴 塗る
- 締めるネジは Feetech 付属の 金属ネジ (黒)
- 「ガタつかない」「軽くは回せる」のバランスで締める
✅ 完成チェック
両脚分 (合計4個のサブアセンブリ: 左すね・左太もも・右すね・右太もも) について:
- [ ] サーボの配線が外に出ていて、絡まっていない
- [ ] サーボのシャフトを手で回すと、シート全体が動く
- [ ] M3ネジが均等に締まっている (片締めなし)
- [ ] 左右が鏡像対象になっている (組み間違いがないか?)
📸 完成イメージ
╔════════╗ ← Feetech 1 (足首側)
║ 足 ║
╚════════╝
│
┌────┴────┐
│ leg_ │ ← knee_to_ankle_sheet x2 で挟む
│ spacer │
└────┬────┘
│
╔════════╗ ← Feetech 2 (膝側)
║ 膝 ║
╚════════╝
│
┌────┴────┐
│ thigh │ ← 太もも構造
│ spacer │
└────┬────┘
│
╔════════╗ ← Feetech 3 (股関節側、シャフト上向き)
║ hip_p ║
╚════════╝合計 6個のサーボ (左右3個ずつ) が脚に入る計算。
✅ 次のステップ
両脚ができたら、いよいよ胴体と繋げます。 10. 腰 (ヒップ) の組立 へ。