10. 腰 (ヒップ) の組立
ロボットの「股関節」を作る、最も複雑な部位です。落ち着いて1ステップずつ進めましょう。
🦴 構成パーツ (左右各)
| パーツ | 用途 |
|---|---|
| left_roll_to_pitch / right_roll_to_pitch | ロール→ピッチ軸の連結 |
| roll_motor_top | ヒップ・ロールサーボの上カバー |
| Feetech STS3215 | ヒップ・ヨー (1)、ヒップ・ロール (1) |
1️⃣ left/right_roll_to_pitch の取付
左右で 対称な部品 なので、left_roll_to_pitch を左脚、right_roll_to_pitch を右脚に使う。
2️⃣ roll_motor_top をサーボに取付
roll_motor_top を hip_yaw サーボの底面側からネジで固定。 このとき、サーボ本体はまだ胴体に取り付けない。
3️⃣ hip_roll サーボの取付
もう1個の Feetech サーボを roll_motor_top の側面 に取り付ける。 これがヒップ・ロール (左右の傾き) を担当する関節になる。
4️⃣ サブアセンブリを胴体に挿入
ここまでできたサブアセンブリ (roll_motor_top + 2サーボ + roll_to_pitch) を、 胴体 (trunk) の左右開口部 に挿入する。
配線の出し方
サーボの 配線は胴体内部 に通しておく。 後で Bus Servo Adapter A から各サーボへ配線する際にスッキリする。
5️⃣ プラスチックネジで固定
挿入できたら、サーボ付属の 黒いプラスチックネジ で締結。 M3メタルネジは 使わない (サーボ樹脂を割る恐れあり)。
┌─────────────┐
│ trunk │
│ │
│ [▓] [▓] │ ← 左右にサブアセンブリ
│ │
│ ╔═══╗ │
│ ║ Mid║ │
│ ╚═══╝ │
└─────────────┘6️⃣ 脚を腰に連結する
9章で作った脚 を、hip_pitch サーボ のホーン部分に固定。
ホーン固定もLoctite
ここも金属同士なので Loctite 243 を1滴。 振動で緩むと歩行不可。
両脚とも繋いだら、胴体に脚が生えた状態になります。
📸 完成イメージ
ここまでで、こんな姿に:
下半身完成 ✨
✅ 完成チェック
- [ ] 左右の脚が、対称な姿勢で取り付けられている
- [ ] ヒップ・ヨー (中央) サーボを手で回すと、両脚が同期して動く
- [ ] ヒップ・ロール (左右) サーボを手で回すと、片脚だけが動く
- [ ] サーボ配線が胴体内部にきれいに収まっている
- [ ] グラついている部分がない
⚠️ サーボ動作テスト (任意・後回しでOK)
すべての電装が終わってから、PCに繋いで各サーボの動作を確認できる。 詳細は 14. Raspberry Pi のセットアップ で。
✅ 次のステップ
下半身が完成したので、最後に首と頭を作ります。 11. 首と頭の組立 へ。